235_Baltic

パチンコの現状を憂う記事です。
2:3:5という絶妙なバランスを作ることがリピーターの増加につながるということなのですが、
では2:3:5とはいったい何の比率なのか?
「今の遊技機が面白くないのは2:3:5の法則を完全に忘れてしまい、2:8もしくは1:9になってしまったからだ」と指摘するのは元スロットメーカーの開発者。

これは、勝ち負けの比率なのだが、今の機械は勝ちが1か2で、負けが9か8で断然負ける確率の方が高い。こんな機械ばかりを市場に投入しているのだから、遊技客が減少するのは当然の帰結だ。

「3割は引き分けになるようにしていないから、次の日も来られるお客さんがいなくなっている。昔の優秀な開発者はお客さんに勝たせることに拘った。勝った客は必ず戻って来るからだ。そこに3割の引き分け理論を組み入れる。勝った客と引き分けの客は、翌日も戻ってくる。この絶妙なバランスが今の機械にはない」(同)

<中略>

大きく勝つか、大きく負けるか。爆裂機と等価交換でギャンブル化が加速した。遊技という範疇からかけ離れて行くのと軌を一にするかのように、遊技人口は減って行った。

稼働のない中で粗利を取ろうとするから、さらに客離れは進む。

パチンコは出たり、入ったり、チンタラチンタラした遊びだった。パチンコはアナログ時代が一番面白かった。デジタルになって面白さは停滞したままで、ベースは辛くなる一方だ。4円でパチンコを再生するなら、1/200、7個返し、2000発ぐらいのスペックに戻らなければダメ1個返しで、回る回る機械を作っても無理だ。
 

2:3:5というのは勝ち負けの比率でしたか。引き分けを入れる考えというのはギャンブルにおいて大事かもしれません。
最近の機種は文字通りDead or Aliveが多く、座っていきなり事故るか、天井近くまで持っていかれて単発とか。
3万、4万突っ込んでGET100枚だと心も折れてやる気が起きません。

そのような、勝つか負けるかみたいな一発勝負で財布のお金をゴッソリ使えないので低貸が流行るのでしょう。

上記の記事では6月からの新内規に対する批判をしています。
メリットとデメリット、どちらもあると思うのですが、どういう印象を受けたか、新内規に関するコメントお待ちしております。
ヘソ1個返しって言うところがやはり問題なのでは?と管理人は思います。


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