
パチンコにも不遇の時代があったんですね・・・
昔を遡れば遡るほど自由なスペックになっているとばかり思っていました。
CR機の軌跡をたどった記事なのですが、とても面白いです。
引用元:若年性パチンコ研究脳1996年の規則では大当り確率の下限が1/360までとマイルドになり、2回ループという仕組みは完全に撤廃。実質的な継続率を上げられる確変終了後の時短も搭載出来ないようになりました。そして1番大きな変更点が、確変継続回数にリミットが設けられたこと。初当りも含めて5連目に達した時点で強制的に確変が終了、となってしまったのです。時短も封じられていますから、問答無用で終了確定ということになります。突入率1/3の2回ループだと、突入時の平均連チャン回数は4.75回と5回に近い数字になります。今まで平均で出ていた出玉が、上限になってしまった……この影響は大きく、新台の人気が出ない時代に突入してしまいました。
第二回でパチスロ6号機の内容にも触れています。
引用元:若年性パチンコ研究脳さて、前回のラストは1996年に”確変継続は5回まで”という、今のパチスロ6号機に通じるような規制がなされたところまででした。昨今のパチスロ業界を見ていると、出玉に上限を設けるという規制は、とてつもなく人気に影響を与えてしまうんだなあと実感せざるを得ません。ただ、6号機の規制よりも重いのがこの1996規制。パチスロの6号機AT機は、このときのパチンコと比べて出玉の設計が自由です。上限が2400枚になってはいますが、決してATから得られる平均出玉は下がっていません。その枠組みの中で、昔よりもまとまった出玉を得やすい設計を作ることが出来るのが6号機AT機です。それに対し、この頃のパチンコはまだまだスペックが画一的。結果として、出玉性能は据え置きで、単に上限があるだけという状態になってしまいました。規制が入る直前までは、平均で出ていた出玉が上限になってしまったというのは流石に大問題。CR機の人気は急落してしまったと言われています。
第一回の記事リンクはこちら
第二回の記事リンクはこちら
なお、パチンコが低迷している頃はパチスロでは獣王などのAT機が出て来ており、パチスロ専門店が出てきたのもこの頃とのことです。
そしてAT機に規制がかかる頃にパチンコには大幅な緩和があったとのことで、今までもユーザー間で言われている「片方が緩い時はもう片方が厳しい」ってのは昔からある図式なんですね…
こうやって書かれるとパチスロ6号機も絶望するほどの規制ではないのかもしれませんが、それを証明してくれる機種がもっと出てきてくれないとユーザーの心は離れてしまいます…
|
ただ、あまりにも稼働無さすぎること、高設定がすぐ分かるから、設定無いのを分かった上で打たなきゃいけないこと、低設定が遊べもしないことが問題なんだよ